当院では最新治療を必ず理事長自身が試してから患者さんに提案します
当院では、新しい治療を取り入れる際に、必ず理事長の私自身が体験をします。
これは、効果、痛み、ダウンタイムなどを具体的に患者さんに伝えるためです。
今回は、私自身が体験する理由についてより具体的にお伝えしますので、ぜひ以下をお読みいただき当院の方針をご理解していただけますと幸いです。
自身が治療を体験することによるメリット
自身で治療を体験することの最大のメリットは、患者さんに対してより具体的で正確な情報を提供できることです。
痛みの程度やダウンタイム(施術後の回復期間)など、実際の体験に基づいた説明ができることは、患者さんの信頼を得る上で非常に重要だと考えます。
また、患者さんの不安の軽減や、治療の質の向上にも繋がります。
体験することで患者さんの不安を軽減
私自身の経験としては「私自身がこの治療を受けています」と伝えることで、患者さんの治療への不安が軽減され、前向きな決断に繋がるケースが多いです。
また、治療に対する私の評価や、治療頻度などの具体的な情報を共有することで、患者さんが治療計画を立てやすくなります。
さらに、私自身の体験を参考に、お手本として治療の頻度などを真似してくださる方もいらっしゃいます。
治療の質の向上に繋がる
私の場合は、理論と実践の中間的なアプローチを取っています。
実際の施術経験から、理論通りに効果が出る患者さんもいれば、予想と異なる反応を示す方もいることを学びました。
このような経験は、さらなる学びのきっかけとなり、治療の質の向上に繋がっています。
自身で治療を体験していないクリニックもあります
美容皮膚科では、多くの場合で私のように医師自身が治療を体験しています。
しかし、医師以外が経営するクリニックのような場合は、治療を試していないケースがあります。
もちろん、医師自身が体験することが全てではありませんし、長期的に施術されている治療法であれば過去の研究結果などからその人に合った施術を提案できます。
最新治療においては体験している医院をおすすめします
最新治療においては、治療を体験しているクリニックをおすすめします。
最新の治療では、小さなトラブルやその対処法、ケアなどについて十分な症例がない場合があるからです。
当院は、小さなトラブルの可能性やその対処法をお伝えするために、必ず試しています。
治療の経過は必ず写真を掲載します
当院では、最新治療を試した際の経過を、必ず写真で掲載するようにしています。
実際の治療の経過を、患者さんに理解してもらうためです。
たとえば、下記のように掲載しています。
【リズネの経過写真】
【ヒアルロン酸・レニスナの体験写真】
【エクソソームダーマペン施術後】
まれに、「写真を掲載するのに抵抗はないのですか?」と質問をされる方もいらっしゃいますが、治療の実際の経過を患者さんに理解してもらうために必要なプロセスだと考えています。
施術直後の腫れや内出血などの一時的な変化も含めて、ありのままの経過を共有することで、患者さんは自分が受ける治療のプロセスをより具体的にイメージすることができます。
症例写真が少ない治療の場合は特に積極的に行います
最近の例では、リズネ治療の症例写真を掲載しました。
リズネの治療では、施術直後の状態を示す写真が少なく、患者さんが実際の経過をイメージしにくい状況があったからです。
そのために、私自身がモデルとなり、施術後の写真を掲載する必要があると考えました。
より患者さんに合って治療を提案するために
私自身の経験は、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
しかし、自分の肌の特徴や弱点に対してどのようなケアが効果的だったかという具体的な経験を共有することで、患者さんそれぞれに適した治療法を提案することができます。
たとえば、「私の場合は乾燥肌で、この治療後は特に保湿ケアを重視しました」といった具体的なアドバイスは、同様の肌質を持つ患者さんにとって非常に参考になります。
また、治療効果の個人差についても、実体験をもとに説明することができます。
今後も、理論と実践の両面からアプローチし、患者さん一人一人に最適な治療を提供できるよう努めてまいります。