リズネ(リジュラン)
リズネとは?
リズネは、肌細胞の再生力を高め、自然なハリとツヤを取り戻せる美容治療です。
主成分のポリヌクレオチドが線維芽細胞に直接働きかけ、肌の内側から若返りを促進します。
リジュランの後発品として開発され、同等の効果を保ちながら価格を抑え、施術時の痛みも軽減されています。
リズネの主な治療目的
シワやたるみ、ニキビ跡などの肌トラブルを改善し、若々しい肌を取り戻すことができます。
主な目的は、エイジングケアと肌質の改善にあり、肌本来の再生力を高めることで、美白効果やハリ・弾力の向上も期待できます。
リズネの特長
リズネは、医療機関で受けられる施術となっており、科学的根拠に基づいた安全で効果の高い注入理療です。
注入部位や量は患者さんの肌の状態や悩みに応じて細かく調整し、個々の状況に合わせた効果的な治療を行います。
従来の治療との違い
リズネは、注入後に肌自体の質を改善し、長期的な若返り効果が期待できます。
一方、ヒアルロン酸注入は即効性が高いものの、時間とともに体内に吸収されてしまうため、効果を維持するには定期的な施術が必要です。
リズネは肌本来の再生力を高める「肌育成」に重点を置いており、より自然で持続的な美しさを追求できる治療法といえます。
リズネの作用メカニズム
リズネはサケ科の魚類DNAから抽出された高純度ポリヌクレオチド(PN)が、肌細胞の再生を促進し、内側からハリとツヤを引き出します。
従来のリジュラン注射を改良し、薬剤の粘度低下と高純度精製技術により、痛みを大幅に軽減。
さらにpHを調整することで、目周りなどのデリケートな部分にも施術が可能になりました。
リズネの科学的根拠
リズネの臨床試験では、下記の内容が報告されています。
- リジュランと比較して痛みが少ない
- 高純度PN製剤の安全性が高く評価されている
さらに、ある研究では1000件の施術で重篤な副作用の報告がゼロという結果もあります。
リズネの適応部位
リズネは、顔全体から手の甲まで、幅広い部位の肌トラブルに対応できます。
特に、加齢とともに気になる額のシワ、目周りのクマやたるみ、頬の毛穴、口元のシワ、首のシワなどに効果的です。
また、ニキビ跡の改善や、頬のハリ不足にも適しており、気になる部位に合わせて施術部位を選択できます。
リズネ治療の流れ
リズネ治療は、基本的に下記の流れで進めます。
- カウンセリング
治療前にお肌の状態を診察し、治療に適しているか確認します。場合によってはお断りさせていただくケースもありますので、ご了承ください。 - リズネ注入
基本的に塗布麻酔を使用して施術します。 - アフターケア
必要に応じてアフターケアの指導を行います。また、施術後も計画を確認し、必要に応じて追加の施術やメンテナンスを提案いたします。
リズネの施術時間・ダウンタイムについて
リズネの施術時間は、製剤を注射するだけなのでおおよそ1回あたり10~15分程度です。
塗布麻酔の時間が約30分ほどかかり、計1時間程度の施術です。
ただし、リズネは痛みの少ない製剤ですので、慣れている方は麻酔はなしでも施術できます。
リズネ治療のメリット・デメリット
リズネは、肌に負担をかけず自然な若返りが期待でき、施術後すぐに日常生活に戻れる安全性の高い治療ですが、効果の実感には時間がかかります。
メリットは、サケ由来のDNAによりアレルギーリスクが低く、くすみやクマ、小じわなど複数の悩みに同時にアプローチできる点です。
一方、デメリットとして、期待する効果を長期間得るには複数回の施術が必要です。
また、深いしわや重度のたるみには、他の治療との併用を推奨します。
リズネ治療の副作用
リズネは基本的に安全性の高い治療ですが、以下のリスク・副作用の可能性がゼロとは言い切れません。
- 注射による腫れが数日
- 注射による赤みが数日
- 注射による内出血が1週間(特に出血しやすい方は、まれに血豆のように溜まる可能性、青あざが目立つ可能性がある)
- 治療後数週間は、軽い痛み、違和感が残る恐れがある
- 体質によって、効果が感じにくい、馴染みにくいなどの可能性がある
- かなり稀な例ですが、注射による感染を起こす可能性があります
リズネと他の治療との違い
治療法 | 主な成分 | 特徴 | 主な効果 |
---|---|---|---|
リズネ | ポリヌクレオチド | 肌の内部構造に働きかけコラーゲン生成促進 | 小じわ・たるみ・毛穴改善・炎症抑制 |
ヒアルロン酸 | ヒアルロン酸 | 物理的なボリュームアップ | 即効的なシワ改善 |
ボトックス | ボツリヌス毒素 | 皮脂分泌抑制、筋肉の収縮抑制 | 毛穴引き締め・表情ジワ改善 |
PRP療法 | 自己血小板血漿 | 血小板由来の成長因子による再生 | 肌の再生・修復 |
リズネは肌自体の再生力を高める治療法で、自然な若返り効果が特徴です。
他の治療法と比べて即効性は低いものの、長期的な効果が期待できます。
必要に応じて他の治療法と組み合わせることで、より効果的な改善が可能です。
推奨する治療プラン
最適な効果を得るためには、1か月間隔で3~5回の継続的な治療を推奨します。
初回治療でも効果は実感できますが、定期的な治療を重ねることで、より高い効果と長期的な持続が期待できます。
また、より包括的な肌の改善を目指す場合は、レーザー治療やHIFU、美容点滴などの他の治療法との併用も効果的です。
アフターケアの注意点
施術直後から24時間は、血流が増加する激しい運動やサウナ、入浴を避け、シャワーのみにしてください。
また、肌が一時的に敏感になっているため、施術後2~3週間は、ピーリング作用のある薬剤や化粧品の使用を控え、優しい保湿ケアを心がけましょう。
もし腫れや赤みが出た場合は、治まるまで紫外線対策を行ってください。
リズネ治療の体験結果
実際に理事長自身がリズネを試した結果をお伝えします。
以下は、リズネを打つ前とリズネを打った後のビフォーアフター写真です。
今回は、両頬にリズネを打ちましたが、とても張りが出ました。
ダウンタイムについてですが、以下画像のように3日目にはほとんど目立たなくなります。
リズネに関するよくある質問
以下では、リズネに関して患者さんからよくある質問についてまとめました。
疑問がある方は、以下を参考にしてください。
もし以下で疑問が払拭されない場合は、お気軽にご相談ください。
施術後、すぐにメイクをしても問題ありませんか?
リズネ施術後のメイクは技術的には当日から可能ですが、肌の状態を考慮して12時間程度は控えることをお勧めします。
施術直後の肌が一時的に敏感になっており、メイク製品による刺激や、メイクの際の摩擦が肌に負担をかける可能性があるためです。
リズネの効果はどの位で感じられますか?
リズネの効果は段階的に現れ、施術直後から肌のハリや弾力の向上を実感できる方が多くいらっしゃいます。
しかし、本来の目的である総合的な肌質改善効果は、施術後2~3週間から徐々に現れ始め、2~3ヶ月かけて最大効果に達することが一般的です。
リズネはどんな肌質の方に向いていますか?
リズネは特に敏感肌や炎症のある肌、アトピーや肌荒れ、ニキビがある方、顔の皮膚が薄い方に適しています。
また、他の治療法との併用も可能で、乾燥やキメの乱れなど、複数の肌の悩みに対して効果的なアプローチができます。
リズネに副作用はありますか?
注射による赤み、腫れ、内出血が起きる可能性があります。
重篤な副作用は極めてまれなケースです。
リズネの料金
リズネの料金は、以下のとおりです。
注入量 | 料金 |
---|---|
1ml | 39,600円 |
2ml | 66,000円 |
3ml | 99,000円 |
4ml | 132,000円 |
オーダーメイドコース通院中の方 | |
---|---|
注入量 | 料金 |
1ml | 33,000円 |
2ml | 55,000円 |
3ml | 82,500円 |
4ml | 110,000円 |