ヒアルロン酸は怖い?皮膚科医視点で考えるヒアルロン酸治療
ヒアルロン酸注入治療は、誰もが名前を知っている美容治療かと思います。
しかし、「怖い」「腫れが心配」「一度始めたら止められないのではないか?」などの不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、これらの考えは誤解といえます。
そこで、今回は皮膚科医が考えるヒアルロン酸治療についてお伝えします。
現代のヒアルロン酸治療は安心・安全
ヒアルロン酸治療のデメリットについて不安を感じる方もいるかと思いますが、現代のヒアルロン酸治療はとても安全です。
リスクに対して必要以上の不安を感じさせてしまう原因は、かつて、技術が統一されていなかった時代の治療結果や、安価な製剤を使用した施術による悪いイメージが先行してしまったためとだと考えられます。
しかし、現代の高品質な製剤と、顔の構造や解剖を熟知した医師による施術であれば、そのような心配は必要ありません。
ですから、悪いイメージだけをもたず、ぜひヒアルロン酸治療を受けてほしいです。
悪いイメージだけをもち、せっかくの良い治療をおこなわないのはもったいないです。
ヒアルロン酸の本当の効果
私たちの顔の老化は、骨格の変化が大きく関係しています。
加齢とともに骨が溶けていくのは自然な現象ですが、そこにヒアルロン酸を注入することで、骨を支えてくれます。
その結果として、骨格の変化によるたるみを防ぎ、毎年大きく老けることを防止できるのです。
私自身毎年ヒアルロン酸を注入していますが、少しずつ続けることで自然に、きれいに、年齢を重ねていけていると思います。
ただし、これまで何もしてこなかった方がヒアルロン酸を注入して、一気に若返るということはありません。
たとえば、10年間何もせずに放置していたお顔にヒアルロン酸を注入して10年前のような顔に戻れるか?といえば、ハッキリとYESとは答えられません。
なぜなら、その間に骨格の位置が大きく変化してしまうからです。骨格が変化してその上に乗っている筋肉や脂肪や皮膚が大きくずれてしまっています。
どちらかというと、「綺麗に年を重ねたい」と考える方におすすめの治療です。
ヒアルロン酸注入は継続する必要がある?という質問に対して
「ヒアルロン酸注入は、ずっと続けないといけないの?」という質問をよく受けます。
これは私としては、不思議な質問です。
なぜなら、綺麗に居続けるために何かをやり続けるのは当然だと考えているからです。
たとえば、綺麗でいるために定期的に髪を切りに行きますよね。
それと同じように、お顔のケア、つまりヒアルロン酸注入も継続的に行うべきものなのです。毎年毎年骨は溶けていくのに、何も手入れをしなければよぼよぼのおばあちゃんになるに決まっています。
自分の肌との付き合いは数十年続くものです。
フェイスリフトなどの手術であっても、1回で永久的な効果が得られるわけではありません。
美容治療に「続けなくていい治療」は存在しません。
肌をきれいにするキャンペーン実施
この12月には、「ヒアルロン酸・ボトックス・レニスナ・ジュベルック」のいずれも安くなるキャンペーンを実施します。
それぞれ割引率は異なるので、気になるかたはクリニックまでお問い合わせください。
これらの治療について、どのように変わりたいのかご相談いただければ、お悩みに合わせたものを提案します。
「自分の悩みにどの製剤が合っているかわからない」という方も多いかと思いますが、まずは一度相談に来ていただきたいです。
お話をしたうえで「やりたい」と思う気持ちが強くなれば、ぜひやってみてください。
無理な営業や勧誘は行いませんので、ご安心ください。
レニスナやジュベルックについては知らない方も多いかと思いますので、以下のページも参考にしてください。
私自身も実感しているからこそおすすめしたい
私自身も、ヒアルロン酸は「頬・唇・顎・おでこ」、レニスナは「こめかみ・目の周り」に注入し、効果を強く実感しています。
自分自身で良いものだと知っているからこそ、同じお悩みをもつ方に積極的に治療を行っていただきたいです。
ヒアルロン酸治療は、正しい知識と適切な施術があれば、とても効果的な治療です。
実際に、多くの患者様から「もっと早く始めればよかった」というお声をいただいています。
美しく年を重ねたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
ヒアルロン酸治療の具体的な症例などについては、以下のページもご確認ください。