酒さ・赤みのご相談が増加傾向にあります。お悩みでしたら一度カウンセリングへ
昨今、酒さ・赤みについて個人的に研究を深めています。
なぜなら、酒さ・赤みのご相談が増えているからです。
酒さ・赤みについては、現在でも根本的な原因がわかっていません。
ただ、最近になってこれだけご相談が増えてきたということは、何かしらの原因があると考えています。
酒さ・赤みが一般的なお悩みになったように感じます
体感ではありますが、過去と比べて酒さ・赤みのご相談は増えたように感じます。
10年近く前であれば、酒さや赤みで来院する方はほとんどいませんでした。
それどころか、酒さや赤みという言葉自体がそれほど一般的ではなかったように感じます。
最近では、インターネットによる影響もあるのか、「酒さ」「赤み」という言葉自体が一般的に使われるようになったと感じます。
酒さ・赤みが増加した考えられる要因
酒さ・赤みの原因として考えられるものは、いくつもあります。
ただ、増加した原因としてはマスク生活があるのではないか?と考えています。
マスクが肌とこすれたり蒸れたりすること、またマスク荒れでステロイドを使用したことも要因の一つかもしれません。
また、花粉と酒さも関係します。
花粉皮膚炎でアレルゲンが皮膚につくと赤みが出るというケースはよくあります。
実際に酒さの研究の中でも、アレルギーが関係しているということは報告されています。
ですから、春の時期や花粉が多いときに酒さ・赤みの症状が出る場合は、アレルギーが主な要因となっているかもしれません。
とくに昨今、花粉は毎年増加傾向にあります。
それに伴うマスク生活で、増加しているとも考えられます。
もちろん、それ以外の要因もあります。
日焼け、膠原病、遺伝、ニキビ跡の炎症など、酒さ・赤みの要因は多岐にわたります。
一部では、嗜好品の多さ、たとえばお酒やコーヒーなども要因として考えられています。
知っておいてほしい子どもの赤みについて
「子どもの頬が赤いのが気になる」という方もいるかと思います。
ただ、子どもの場合は、酒さではないケースがあり、交感神経の緊張で赤くなっていることが多いです。
これは、ストレスや環境によるものです。
たとえば、性格的に緊張しやすいなどの特徴があれば、交感神経が原因と考えて良いです。
症状で判断するのであれば「ほてり感、腫れている感じ、ピリピリとした刺激」などがある場合は、酒さである可能性が高いです。
一方で、ほんのり赤みがかっているのであれば、交感神経の緊張の可能性が高いです。
とは言え、実際に見てみなければわからないこともありますので、子どもの頬の赤みなどが気になった場合でも、一度ご相談いただければと思います。
当院では酒さ・赤みにイベルメクチンクリームをおすすめします
酒さ・赤みの原因はハッキリと一つに断定はできませんが、かなりのケースでイベルメクチンクリームによる効果が期待できます。
イベルメクチンクリームの主な効果は、以下のとおりです。
- 抗炎症作用
- ニキビダニを減らす
2つの効果で、酒さ・赤みの症状を改善へと導いてくれます。
酒さ・赤みの外用薬として、アゼライン酸やロゼックスなどもありますが、いずれかで改善効果を感じられなかった場合には、イベルメクチンクリームを試してみると良いかと思います。自由診療ですが、比較的安価なお薬です。
イベルメクチンクリームについては、以下の記事もお読みください。
酒さ・赤ら顔でお悩みの方はイベルメクチンクリームをお試しください
名古屋市で酒さ・赤みでお悩みの方は当院にご相談ください
今回お伝えしたように、最近では酒さ・赤みのご相談が増えています。
そのために、個人的にも原因を研究しながら、より効果のある治療方法を模索しています。
当院では、上記で紹介したイベルメクチンクリームをはじめとして、症状に合わせた治療を提案します。
症状によって提案内容は異なりますので、まずはお気軽にご来院ください。