酒さの症状・原因・治療方法について
本記事では、酒さについて解説します。
美容皮膚科による治療方法からご自身でできるケアまでお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
酒さについて
酒さのセルフケアについて
酒さの治療について
酒さについて
酒さの症状
酒さは毛細血管拡張による赤みが主な症状で個人差があります。
鼻・頬・あご・眉間に強い赤みが出やすく、年齢とともに悪化する傾向があります。
主な症状は以下の通りです。
- 毛細血管拡張による赤み
- ニキビに似た毛穴のポツポツ
- 目の充血や刺激感
- 鼻瘤(長期放置により鼻がゴツゴツする)
- ほてり・ヒリヒリ感
酒さの原因
酒さの原因は現在も解明されておらず根本的な治療法がありません。
様々な要因が影響していると考えられ、症状を抑制する対症療法のみが可能です。
酒さの増加傾向について
酒さの増加はマスク生活が主な原因と考えられます。
マスクの摩擦や蒸れ、マスク荒れでのステロイド使用が症状を悪化させるためです。
その他に、花粉、日焼け、膠原病、遺伝、ニキビ跡の炎症、お酒やコーヒーなどの嗜好品も要因として挙げられます。
酒さ・赤みのご相談が増加傾向にあります。お悩みでしたら一度カウンセリングへ
酒さの自分でできる対策
酒さの悪化を防ぐためには、以下のケアをしっかりおこないましょう。
- 紫外線対策
- 保湿
日常生活の注意で、症状を軽減できます。
酒さにおすすめの化粧水
赤ら顔・酒さの方におすすめの化粧水は、皮膚科学から生まれたAccalMeです。
アゼライン酸誘導体が赤みを抑制し、キトサン誘導体がバリア機能をサポートします。
100%オイルフリー処方で敏感肌でも安心して使用できます。
酒さの治療
酒さ外用薬の日本と海外の違い
日本と海外では酒さ治療で推奨される外用薬が異なります。
海外では主にアゼライン酸、イベルメクチン外用、メトロニダゾール外用の3つが推奨されています。
一方、日本ではメトロニダゾール(ロゼックス®ゲル)が主要な選択肢で、その他にアゼライン酸やイオウカンフルローションも使用されます。
日本と海外の酒さ治療外用薬の違い|名古屋市で酒さに悩まれている方へ
酒さの塗り薬
酒さの塗り薬では、主に以下の3つが処方されます。
- アゼライン酸
- イベルメクチンクリーム
- ロゼックス®ゲル
内服抗生剤(飲み薬)
主に処方される薬はビブラマイシンとミノマイシンで、いずれも保険適用です。
自費診療の抗生剤もありますが、保険適用の内服抗生剤でも十分効果を感じられます。
取り扱っている内服抗生剤はクリニックによって異なるので、まずは一度クリニックに相談してください。
酒さの赤みは正しくケアしましょう【皮膚科医が酒さの治療を説明】
レーザー治療
酒さのレーザー治療では、クラリティが効果的です。
一般的に脱毛レーザーとして知られていますが、照射モードを変えることで赤みに対応できます。
扱っているレーザーはクリニックによって異なるため確認が必要です。
名古屋で酒さにお悩みなら
酒さでお悩みでしたら、ぜひ名古屋市の当院へお越しください。
酒さの原因はさまざまな要因が絡み合っていますので、まずはカウンセリングで適した治療を提案させていただきます。