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急にニキビが増えたときに考えられる原因と見直すべきケア

[2026.06.25]

急にニキビが増えると、「何が原因なのか」「このまま悪化しないか」と不安になる方も多いと思います。

ニキビは、ホルモンバランスや食生活、睡眠不足、ストレス、乾燥、スキンケアの刺激など、複数の要因が重なって増えることがあります。

また、ニキビだと思っていても、実際にはかぶれや別の皮膚トラブルのこともあります。

この記事では、ニキビが急に増えたときに考えられる原因、初期対応、見直すべきスキンケア、美容皮膚科での治療方法についてお伝えしていきます。

ニキビが急に増えたときの考えられる理由

急にニキビが増える原因は一つとは限りません。

ホルモンバランス、食生活、ストレス、睡眠不足、乾燥、紫外線、外部環境などが重なって起こることがあります。

急に増えたときは、直近の生活リズム、食事、睡眠、スキンケア、体調の変化を一度振り返ってみてください。

以下は考えられる原因をいくつか挙げていきます。

ホルモンバランス

ホルモンバランスの変化は、ニキビが急に増える原因の一つです。

思春期だけではなく、大人になってからも、生理前、妊娠中、更年期などのタイミングで皮脂分泌が増え、毛穴が詰まることがあります。

特に大人の方では、生理前に口周りやフェイスラインのニキビが増えるケースをよく見ます。

食生活

食生活の乱れも、ニキビが急に増えるきっかけになります。

脂っこい食事や甘いもの、清涼飲料水、アルコールなどが続くと、皮脂分泌や炎症に影響します。

体質によっては小麦や乳製品などで消化不良を起こし、肌の調子が崩れることもあります。

もちろん、食事だけですべてのニキビが決まるわけではありません。

ただ、急に増えたときには、ここ数週間の食事内容を見直してみてください。

ストレス

ストレスが強くかかると、ホルモンバランスや自律神経が乱れ、皮脂分泌が増えます。

実際、仕事が忙しい時期、受験、転職、人間関係の悩みなどをきっかけに、急にニキビが増える方はいます。

ストレスを完全になくすことは難しいですが、悪化のタイミングと生活背景が重なる場合は、治療とあわせて生活面も確認しましょう。

睡眠不足

睡眠不足が続くと、肌の修復が追いつかなくなります。

ターンオーバーが乱れ、古い角質が残ることで毛穴が詰まり、ニキビが増えることがあります。

数日寝不足が続いただけで肌荒れが目立つ方もいますし、夜更かしや昼夜逆転が続いてニキビが悪化する方もいます。

睡眠は、肌の炎症を落ち着かせるうえでも欠かせない要素です。

ニキビが急に増えたときは、薬やスキンケアだけでなく、最近の睡眠の質なども見直してみてください。

肌の乾燥

ニキビというと皮脂が多いイメージがありますが、乾燥も原因になります。

また、乾燥を補おうとして皮脂が増えることもあります。

表面は乾いているのに、毛穴の中では皮脂が増え、ニキビができるという状態です。

洗顔のしすぎ、強いクレンジング、エアコンによる乾燥などはよくある原因です。

紫外線による影響

紫外線を浴びると肌が乾燥し、バリア機能が落ちます。

その結果、炎症が強く出たり、毛穴が詰まったりしてニキビになってしまうのです。

また、ニキビができている部分に紫外線が当たると、炎症後色素沈着として茶色く残ることがあります。

夏だけではなく、日常的な紫外線対策は必要です。

炎症がある時期ほど、日焼け止めや帽子などで刺激を減らしましょう。

外部環境

外部環境の変化で、急にニキビが増えることもあります。

花粉、マスク、汗、化粧品、季節の変わり目、気温や湿度の変化などは、肌にとって大きな負担です。

急にニキビが増えた場合は、最近変えたスキンケアや生活環境を確認してみてください。

ニキビが急に増えたときの初期対応

ニキビが急に増えたときは、まず直近の生活を振り返ってみてください。

寝不足が続いている方は、まずしっかり睡眠をとってみましょう。

食事では、小麦や乳製品など、消化不良を起こしやすいものを多く食べていないかも確認します。

急に赤みやぶつぶつが増えた場合、それが本当にニキビとは限りません。化粧品やマスク、花粉などによるかぶれのこともあります。

ニキビだと思って自己判断でケアを続けると悪化することもあるため、急に広がった場合や赤み、かゆみが強い場合は、皮膚科の受診をおすすめします。

ニキビが急に増えたときにやってはいけないこと

ニキビが急に増えたときに避けてほしいのは「潰すこと」と「洗いすぎ」です。

ニキビを指で潰すと、炎症が悪化したり、細菌が入り込んだりすることがあります。

気になると触りたくなりますが、頬杖をつく、無意識に触る、かゆくて掻くといった刺激も避けてください。

また、「汚れているからニキビが増えた」と考えて、何度も洗顔するのもよくありません。

洗顔のしすぎや洗浄力の強い洗顔料は、肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。

その結果、肌が乾燥してバリア機能が低下し、かえってニキビが悪化する恐れがあります。

ニキビが急に増えたときに見直すべきこと

ニキビが急に増えたときは、普段のスキンケアが今の肌状態に合っているかを見直してください。

新しい化粧品を使い始めた、クレンジングを変えた、乾燥が気になって油分の多いクリームを使うようになったなど、きっかけがある場合は肌への刺激や毛穴詰まりが関係していることがあります。

ニキビが出ている肌は、炎症が起きていて刺激を受けやすい状態です。

良かれと思ってケアを増やすより、まずは洗顔、保湿、化粧品の選び方をシンプルに整えてみましょう。

ニキビ肌に合ったスキンケア

ニキビが増えているときは、刺激の強い成分や油分の多いアイテムは避けてください。

肌に合わないスキンケアを続けると、バリア機能が落ち、炎症が長引くことがあります。

化粧水や乳液、クリームは、低刺激タイプやノンコメドジェニックテスト済みのものを選ぶとよいでしょう。

また、新しい化粧品を使い始めたタイミングでニキビが急に増えた場合は、一度使用を中止してください。

スキンケアについて詳しくは、以下の記事も参考にしてください。

洗顔方法

ニキビが増えると、皮脂や汚れを落とそうとして強く洗ってしまう方がいます。

しかし、ゴシゴシ洗うと肌に刺激が加わり、炎症が悪化します。

正しい洗顔方法については、以下の記事を参考にしてください。

ニキビ肌のための正しい洗顔方法|9つのチェックポイント

保湿方法

肌が乾燥するとバリア機能が低下し、刺激を受けやすくなります。

そのため、必ず保湿をおこなってください。

大切なのは、ニキビを乾かして治そうとしないことです。

洗いすぎず、必要な保湿を行い、肌のバリア機能を保つことが、炎症を悪化させないための基本になります。

【美容皮膚科厳選】ニキビ対策におすすめの保湿クリーム3選

ニキビが急に増えたときの美容皮膚科での治療方法

ニキビが急に増えたときの治療は、今できているニキビを落ち着かせるだけでなく、ニキビ跡を残さないことも意識して進めます。

治療内容は、以下のような状態によって異なります。

  • 赤く腫れている
  • 膿を持っている
  • 毛穴詰まりが中心
  • すでに色素沈着や凹凸が出始めている

美容皮膚科では、外用薬や内服薬に加えて、ピーリング、ダーマペン、光治療などを組み合わせながら、ニキビの悪化を抑え、肌状態を整えていきます。

ニキビ治療・改善の方法まとめ

外用薬

外用薬は、ニキビ治療の基本となる治療です。

毛穴の詰まりを改善する薬、アクネ菌を抑える薬、炎症を落ち着かせる薬などを、ニキビの状態に合わせて使います。

当院では、保険診療で使われる外用薬に加えて、アゼライン酸を提案することがあります。

アゼライン酸については、以下の記事をご確認ください。

ニキビに有効的なアゼライン酸の特徴や副作用について

内服薬

炎症が強いニキビや、広範囲に出ているニキビでは、内服薬を使うことがあります。

女性の大人ニキビでは、ホルモンバランスを整える目的で低用量ピルを検討することもあります。

重症ニキビには、レチノイド内服薬を使う場合があります。

皮脂分泌を強く抑え、炎症を早く落ち着かせることで、ニキビ跡を残しにくくする治療です。

レチノイド内服薬の適応部位と効果について|顔の重症ニキビだけではない効果

ケミカルピーリング

薬剤で古い角質を取り除き、ターンオーバーを整える治療です。

毛穴詰まりが原因でニキビを繰り返す方や、白ニキビ・黒ニキビが多い方に向いています。

ニキビだけでなく、ニキビ後の色素沈着、毛穴の開き、くすみにも効果が期待できます。

ピーリングによるニキビ治療への効果|ピーリングの種類からデメリットまで解説

ダーマペン

細い針で肌に微細な穴を開け、肌の修復力を利用して肌質を整える治療です。

ニキビ跡、毛穴の開き、クレーター状の凹凸、色素沈着に対して行います。

炎症が強い時期にすぐ行う治療ではありません。

ダーマペンによるニキビ治療の効果|ニキビ跡にもダーマペンは効果的

レーザー治療

炎症を繰り返すニキビや、ニキビ跡が残りそうな状態では、レーザー治療を検討することがあります。

レーザーは、炎症を落ち着かせる目的だけでなく、赤みや毛穴、ニキビ跡の予防を含めて考える治療です。

レーザー治療は自由診療になりますが、保険診療だけでは改善が難しい場合や、将来的なニキビ跡をできるだけ防ぎたい場合に提案します。

光治療

光治療は、赤みや色ムラ、炎症後のニキビ跡に対して行う治療です。

IPLやBBLなどの光を照射し、肌全体の赤みやくすみを整えます。

光治療だけで治すというより、外用薬や内服薬と組み合わせながら、肌状態を整える目的で行います。

原因不明のニキビは一度ご相談ください。

急にニキビが増えたときは、自己判断でケアを増やすより、まず肌の状態を正しく確認しましょう。

ニキビに見えても、かぶれや別の皮膚トラブルが隠れていることもあります。

また、炎症が強いニキビを放置すると、赤みや色素沈着、凹凸のあるニキビ跡として残ることもあります。

原因が分からないニキビ、急に増えたニキビ、繰り返すニキビでお悩みの方は、一度ご相談ください。

今の肌状態を確認したうえで、必要な治療をご提案します。

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